複数あると便利な温度計のセンサー

温度計のセンサーには、接触型と非接触型があります。

温度を測る際に対象に直接取り付けることのできる接触型が一般的です。温度計のセンサーを取り付けることができない場所の場合は、自動的に非接触型のほうを選ぶことになるでしょう。非接触型はサーモグラフィーのようなもので、対象に直接取り付けることなく測定できるため、センサーそのものの影響を与えることなく使用できます。料金的には、デジタルタイプの多い非接触型のもののほうが高価です。

測る対象の数が多い場合などは、料金面から安価な接触型を多くそろえることもあるのではないでしょうか。さらに対象に働きかけない受動型と、働きかけて反応を見る能動型のデジタルセンサーに分かれます。金額的には、高性能なデジタルセンサータイプの温度計のほうが高額になります。接触型と非接触型のどちらにも長所と短所がありますから、できれば両方をそろえておくのがおすすめです。

温度計が正常に機能しないこともありますから、複数を用意しておいて平均的な温度を測りましょう。高性能なものほど繊細な作りになっているため壊れやすいということも言えます。安価なものは比較的丈夫な作りですが、ノイズなどが発生して測定に誤差が出ることが考えられます。何回か測定してみて同じような温度の数値が出れば、その温度が正しい数値であることを検証できます。耐熱温度が使用する温度計により異なります。目的に合ったものを購入しましょう。

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